松本充代を印象づけられたのは、『青のマーブル』の前年に同じく青林堂から出された『記憶のたまご』で、そこに収録されていた短編「ユメ」の二作によってであった。 『記憶のたまご』「ユメ(一)」は血にまみれたパジャマ姿の女性が描かれ、そこに「朝起きる…
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