出版・読書メモランダム

出版と近代出版文化史をめぐるブログ

2012-07-11から1日間の記事一覧

古本夜話216 伊東六郎、古典文学研究会、向陵社版『神曲』

前回取り上げた土方定一の『近代日本文学評論史』は、本連載203でふれた『ロシア文学翻訳者列伝』(東洋書店)の範となった一冊だと著者の硨島亘が書いている。そのこともあり、この機会に硨島の著作によって教えられ、啓発された事柄を何編か挿入しておきた…