出版・読書メモランダム

出版と近代出版文化史をめぐるブログ

2012-08-29から1日間の記事一覧

古本夜話229 白揚社、三徳社「民衆科学叢書」、有楽社「平民科学」

ここで再び左翼系出版社に戻る。梅田俊英の『社会運動と出版文化』において、「白揚社は商業的左翼物出版社のひとつの典型」で、当時の左翼からもあまり信頼を得られていなかったと指摘されている。しかしこれは出版ジャーナリストの甘露寺八郎の見解を踏襲…