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出版と近代出版文化史をめぐるブログ

2014-08-18から1日間の記事一覧

古本夜話414 高浜虚子「杏の落ちる音」と内田魯庵「『杏の落ちる音』の主人公」

山路閑古が高浜虚子に俳句を学んだこととポルノグラフィの書き手であったことを知って、ひとつの連想が浮かんだので、それを書いておきたい。高浜虚子に「杏の落ちる音」という短編がある。これは『ホトトギス』の大正二年一月号に掲載され、同六年に北原白…