出版・読書メモランダム

出版と近代出版文化史をめぐるブログ

2015-03-13から1日間の記事一覧

混住社会論98 本間洋平『家族ゲーム』(集英社、一九八二年)

戦後の日本は一九七〇年代半ばに至る三十年の過程で、近代から現代への転換がなされ、戦前からの農耕社会、高度成長期における工業社会、オイルショック以後の消費社会へとシフトしていった。それに伴い、家族のイメージも近代家族から現代家族へと変容して…