出版・読書メモランダム

出版と近代出版文化史をめぐるブログ

2016-06-16から1日間の記事一覧

混住社会論144 畑野智美『国道沿いのファミレス』(集英社、二〇一一年)

(集英社文庫) 前回の森絵都の『永遠の出口』の中で、主人公の紀子が高校生になり、欧風レストランでアルバイトをする一章が設けられていた。しかしその店名と上質な料理には言及したが、そこでのアルバイトの具体的な仕事と人間関係についてはふれてこなか…