出版・読書メモランダム

出版と近代出版文化史をめぐるブログ

2016-06-23から1日間の記事一覧

混住社会論145 窪 美登『ふがいない僕は空を見た』(新潮社、二〇一〇年)

私は格別うれしくもなく、「人非人でもいいじゃないの。私たちは生きていさえすればいいのよ。」 と言いました。太宰治『ヴィヨンの妻』窪美登の『ふがいない僕は空を見た』は五つの短編、中編からなる連作集で、それは次のような構成になっている。 1 ミク…