出版・読書メモランダム

出版と近代出版文化史をめぐるブログ

2017-05-16から1日間の記事一覧

古本夜話659 ピッシェル『仏陀の生涯と思想』

前回の『耆那教聖典』の松宮春一郎の「故鈴木重信君を憶ふ」の中で、次のふたつの事柄が言及されていた。ひとつは鈴木が大正二年に公刊を目的とするのではなく、ドイツ語の研修のためにピッシェルの仏陀伝を翻訳したこと、もうひとつは病者心理の研究対象、…