前回に続いて、吉江孤雁の翻訳も一冊手元にあるので、それも書いておきたい。それはメエテルリンクの『貧者の宝』で、大正六年に文庫判上製本で出され、入手しているのは大正十一年十二版である。この判型は『新潮社四十年』によれば、こうした小型本は当時…
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