出版・読書メモランダム

出版と近代出版文化史をめぐるブログ

2019-04-10から1日間の記事一覧

古本夜話891 グロスリエ『アンコオル遺蹟』

前回、ドラポルトによるアンコール・ワットに関する描写を引いておいたが、他あらぬその写真を箱の装丁に用いた一冊がある。それはヂヨルヂユ・グロスリエの、やはり三宅一郎訳『アンコオル遺蹟』で、昭和十八年に新紀元社から刊行されている。 このグロスリ…