出版・読書メモランダム

出版と近代出版文化史をめぐるブログ

2010-01-07から1日間の記事一覧

古本夜話17 『竹酔自叙伝』と朝香屋書店

坂本篤は『「国貞」裁判・始末』の中で、当然のことながら、梅原北明の一方の盟友であった伊藤竹酔にふれ、「たいへんな編集者」にして「一つの道を拓いた男」で、「梅原北明がいちばん最初に出したボッカチオの『デカメロン』とか、『ロシア革命史』なんか…