出版・読書メモランダム

出版と近代出版文化史をめぐるブログ

2011-07-27から1日間の記事一覧

古本夜話118 シュペングラー『西洋の没落』、室伏高信、批評社

前回の村上啓夫訳『性と性格』の「訳者付言」に、諸外国語に関する教示について、村松正俊に対する謝辞があった。前々回の室伏高信に続いて、村松の名前も出たことからすれば、ヴァイニンガーと同年生まれの青年が出版した、同じドイツのベストセラーにも言…