出版・読書メモランダム

出版と近代出版文化史をめぐるブログ

2011-08-31から1日間の記事一覧

古本夜話128 ロバート・キャパ『ちょっとピンぼけ』とダヴィッド社

「パリの日本人たち」の一人である丸山熊雄の『一九三〇年代のパリと私』(鎌倉書房)を読んで初めて知ったのは、彼らと報道写真家のロバート・キャパが親しく、川添紫郎と井上清一のアパートに転がりこんでいたという事実だ。そのような前史があったために…