前回に続いて三富朽葉のことを記しておく。第一書房の豪華本というと、『三富朽葉詩集』の一冊しかもっていない。それはいかにも第一書房らしい装丁で、四六判、八百ページ余、背革、天金、マーブルの表紙、シンプルなデザインの箱入りである。奥付には大正…
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