前回の広津和郎の出版事業に引き続き、同時代にもう一人の文学者が立ち上げた出版社のことも書いておこう。それは彼が代表作を田中掬汀の中央美術社から刊行していること、本連載166の巌谷小波のように息子によって評伝が書かれてもいるからだ。彼の名前…
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