出版・読書メモランダム

出版と近代出版文化史をめぐるブログ

2012-02-26から1日間の記事一覧

ブルーコミックス論25 柳沢きみお『青き炎』(小学館、一九八九年)

石川サブロオの『蒼き炎』、島本和彦の『アオイホノオ』と続けてきたからには、もうひとつのほぼ同名のタイトルを有する作品に言及しないわけにはいかないだろう。それは柳沢きみおの『青き炎』である。 この作品はピカレスクコミックとよぶことができよう。…