出版・読書メモランダム

出版と近代出版文化史をめぐるブログ

2012-05-23から1日間の記事一覧

古本夜話203 矢島一三、中興館、海外文芸叢書『七死刑囚物語』

大正期の「叢書」について続けてみよう。 背の下の部分の傷みは激しいが、アンドレーエフ作、相馬御風訳『七死刑囚物語』を以前に入手している。大正二年に海外文芸叢書社から刊行された「海外文芸叢書」の第一篇で、菊半截判である。表紙に記憶があったので…