出版・読書メモランダム

出版と近代出版文化史をめぐるブログ

2012-05-30から1日間の記事一覧

古本夜話205 金子洋文『投げ棄てられた指輪』と新潮社「現代脚本叢書」

叢文閣の秋田雨雀『国境の夜』と一緒に買い求めた同時代の戯曲集があり、それは金子洋文の『投げ棄てられた指輪』で、前者と同様に背や表紙がかなり痛んでいたために、とても安い古書価で購入した記憶が残っている。『国境の夜』が「現代劇叢書」の一編だっ…