昭和五年における足助素一の死によって、叢文閣には一応の終止符が打たれたと思われる。それは『足助素一集』が叢文閣から刊行されなかったことにも示されているだろう。しかし叢文閣は発行者と住所を変え、その後数年間にわたって存続していた。それを告げ…
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