本連載209で、昭和九年に矢野文夫による全訳『悪の華』が耕進社から刊行され、その出版にあたって明治文学談話会の山室静と土方定一の助力を得たこと、耕進社が談話会の機関紙『明治文学研究』の印刷兼発行所だったことを既述しておいた。この事実は矢野もま…
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