出版・読書メモランダム

出版と近代出版文化史をめぐるブログ

2012-10-22から1日間の記事一覧

ブルーコミックス論55 吉原基貴『あおいひ』(講談社、二〇一〇年)

『あおいひ』には六つの話が収録され、タイトルの「あおいひ」そのものにまつわる、職業がそれぞれ異なる五人の物語が描かれている。裏表紙のキャッチコピーは「誰もが何者にもなれず、漆黒の闇の中に“あおいひ”を見る夜がある。それは希望の光か、幼き日の…