出版・読書メモランダム

出版と近代出版文化史をめぐるブログ

2012-11-19から1日間の記事一覧

ブルーコミックス論59 諸星大二郎『栞と紙魚子と青い馬』(朝日ソノラマ、一九九八年)

私が諸星大二郎を読み始めたのは、一九七八年に「SF怪奇短篇集」として刊行された『アダムの肋骨』(奇想天外社)からなので、三十年以上にわたって諸星のファンだったことになる。 (奇想天外社版) (集英社版)久しぶりに取り出して見ているうちに、またして…