前回ふれた大川屋について、ここで一編書いておきたい。既述しておいたように、私は「講談本と近世出版流通システム」(『古本探究』所収)の中で、明治二十年代の大川屋の出版物を具体的に取り上げているのだが、その後四十年代のものを二冊入手しているか…
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