出版・読書メモランダム

出版と近代出版文化史をめぐるブログ

2013-04-15から1日間の記事一覧

混住社会論17 岡崎京子『リバーズ・エッジ』(宝島社、一九九四年)

大友克洋の『童夢』に続いて、もう一冊コミックを取り上げてみる。それは岡崎京子の『リバーズ・エッジ』で、九〇年代の作品であるが、同じ郊外の風景を舞台とし、やはりスティーヴン・キングの影響を見てとれるからだ。さらに付け加えれば、梶井基次郎の「…