出版・読書メモランダム

出版と近代出版文化史をめぐるブログ

2013-05-20から1日間の記事一覧

混住社会論22 浦沢直樹『MONSTER』(小学館、一九九五年)

(完全版)かつて「図書館での暗殺計画」(『図書館逍遥』所収)という一文を書き、浦沢直樹の『MONSTER』にふれたことがあった。だがそれは二〇〇一年のことで、『MONSTER』はまだ連載中であり、完結していなかった。タイトルからわかるように、拙稿は主と…