出版・読書メモランダム

出版と近代出版文化史をめぐるブログ

2013-07-22から1日間の記事一覧

混住社会論29 篠田節子『ゴサインタン・神の座』(双葉社、一九九六年)

(双葉文庫) 神 荒野の道より民を導きたまふ 「出エジプト記」 折口信夫が「国文学の発生(第三稿)」(、『古代研究(国文学篇所収)』所収、『折口信夫全集』第一巻、中公文庫)でいうところの神としての「まれびと」が、古代ならぬ現代の郊外に、しかも混…