本連載で『出版興亡五十年』を始めとする誠文堂新光社の小川菊松の著作を拳々服膺してきたが、彼のルーツも特価本業界の系譜上にあると考えていいだろう。小川の出版人生は十六歳で上京し、大洋堂に入ったことから始まっている。小川のことも含んで、大洋堂…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。