出版・読書メモランダム

出版と近代出版文化史をめぐるブログ

2013-08-21から1日間の記事一覧

古本夜話323 丸山ゼイロク堂と小川霞堤『蛙の目玉』

前回の堀内新泉のように、いくつかの立項や言及が見られる作家はまだ幸運だといえるのかもしれない。これもかなり長きにわたって気にかけているのだが、まったく手がかりが浮かび上がってこない作家がいて、それは小川霞堤である。その名前を知ったのは岡田…