出版・読書メモランダム

出版と近代出版文化史をめぐるブログ

2013-10-21から1日間の記事一覧

混住社会論40 フィリップ・K・ディック『市に虎声あらん』(平凡社、二〇一三年)

たまたま新刊のフィリップ・K・ディック『市(まち)に虎声(こせい)あらん』(阿部重夫訳、平凡社)を読み、ひとつのミッシングリングがつかめたように思われたので、これから数回書いておきたい。それはこの小説のみならず、そこに付された阿部の「ディックの…