出版・読書メモランダム

出版と近代出版文化史をめぐるブログ

2014-02-05から1日間の記事一覧

古本夜話367 第一書房と宍戸左行『スピード太郎』

前々回、岡本一平の漫画小説『人の一生』における映画の影響にふれた。だが残念なことにこれは判型が四六判で、漫画と文章が混在化していたこともあって、それぞれもコマに映画手法を見出しても、『人の一生』自体が映画のようだとは感じられなかった。しか…