出版・読書メモランダム

出版と近代出版文化史をめぐるブログ

2014-02-10から1日間の記事一覧

混住社会論52 宮沢章夫『不在』(文藝春秋、二〇〇五年)

前回は小説におけるファンタジーのようなコンビニ、前々回は現代詩に描かれたイメージとしてのコンビニを見てきたが、そうした色彩ゆえに現実のコンビニの名称は使われていなかった。そこで今回は同じフィクションながら具体的にコンビニ名を散りばめ、そこ…