出版・読書メモランダム

出版と近代出版文化史をめぐるブログ

2014-05-15から1日間の記事一覧

混住社会論62 林瑞枝『フランスの異邦人』(中公新書、一九八四年)とマチュー・カソヴィッツ『憎しみ』(コロンビア、一九九五年)

現代の郊外の起源と見なすことができる田園都市の系譜をイギリス、アメリカとたどってきたので、続けてフランスへと飛んでみたい。フランスの現代の都市計画見取図といっていいル・コルビュジエの『ユルバニスム』(樋口清訳、鹿島出版会)にもその痕跡は明…