出版・読書メモランダム

出版と近代出版文化史をめぐるブログ

2014-05-30から1日間の記事一覧

混住社会論64 ロベール・ドアノー『パリ郊外』(原書一九四九年、リブロポート、一九九二年)

前回、堀江敏幸のフランスの『郊外へ』の水先案内人とでもいうべき一冊が、ドアノーの『パリ郊外』だったことにふれたので、今回はこの写真集に言及してみたい。なお日本版としてリブロポートの『パリ郊外』(堀内花子訳)を挙げておいたが、これは写真構成…