松崎天民の『銀座』は安藤更生の昭和六年の『銀座細見』よりも先に出て、いずれも半世紀を経て中公文庫に収録されることになった銀座論、及び考現学の先駆けとも称すべき著作である。これは昭和二年に小暮信二郎を発行者とする銀ぶらガイド社から刊行されて…
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