出版・読書メモランダム

出版と近代出版文化史をめぐるブログ

2014-10-24から1日間の記事一覧

混住社会論82 三浦朱門『武蔵野インディアン』(河出書房新社、一九八二年)

もうひとつ続けて武蔵野を舞台とする作品を取り上げてみよう。それは三浦朱門の『武蔵野インディアン』で、同タイトルの他に「先祖代々」「敗戦」「解剖」の四編からなる連作小説集である。『武蔵野インディアン』という総タイトルに表象されているように、…