出版・読書メモランダム

出版と近代出版文化史をめぐるブログ

2015-09-11から1日間の記事一覧

混住社会論117 渡辺京二『逝きし世の面影』(葦書房、一九九八年)と久米邦武編『特命全権大使 米欧国回覧実記』(新橋堂、一八七八年)

(岩波文庫)(慶應義塾大学出版会) 前回見たように、フランスにおいてパリがパサージュや流行品店や百貨店によって消費社会の幕開けを迎えていた頃、日本はどのような社会であったのだろうか。 これも佐貫利雄の『成長する都市 衰退する都市』から抽出してみ…