出版・読書メモランダム

出版と近代出版文化史をめぐるブログ

2015-10-16から1日間の記事一覧

混住社会論121 谷恒生『バンコク楽宮ホテル』(講談社、一九八一年)

バンコクは癌が進行していくような速さで拡大し、周辺の田園地帯を飲み込み、水田を、投機的な住宅開発、 あわただしく作られた郊外地図、そして巨大な新しいスラムへと変化させた。ベネディクト・アンダーソン『比較の亡霊』(糟谷啓介他訳、作品社) 本連…