出版・読書メモランダム

出版と近代出版文化史をめぐるブログ

2015-10-22から1日間の記事一覧

混住社会論122 カムマーン・コンカイ『田舎の教師』(勁草書房、一九八〇年)

前回の谷恒生の『バンコク楽宮ホテル』の一文を書くために、難民写真集、タイ文献などに目を通した。それらは谷の小説のモデルとされている人物たちによる『難民 終りなき苦悩』(文・犬養道子、写真・小林正典、岩波書店)や『難民 国境の愛と死』(写真と…