大正三年に洛陽堂から山崎延吉の『農村教育論』が出されている。定価一円九十銭、菊判上製五百五十ページに及ぶ大冊といっていい。私の所持する一冊は裸本だが、おそらく箱入だったと思われる。凡例の言からすると、山崎にとってこれは『農村自治の研究』に…
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