出版・読書メモランダム

出版と近代出版文化史をめぐるブログ

2016-08-18から1日間の記事一覧

混住社会論149 カネコアツシ『SOIL[ソイル]』(エンターブレイン、二〇〇四年)

(第1巻) (第11巻) 消費社会の風景はまったく映し出されていないのだが、郊外のニュータウンそのものを舞台とする不気味な物語がずっと書き続けられてきた。それは小説でなく、コミックで、カネコアツシの『SOIL[ソイル]』 という大作である。エンターブレ…