出版・読書メモランダム

出版と近代出版文化史をめぐるブログ

2016-10-16から1日間の記事一覧

古本夜話590 慶応書房と加田哲二『戦争本質論』

前回、及び本連載565でふれた岩崎徹太の慶応書房も、バジーリイ『ソヴエート・ロシア』(岡田篤郎訳)、リヤシチェンコ『ロシヤ経済史』(東健太郎訳)といった左翼出版物を刊行するかたわらで、多くのドイツ関連書も出している。それらを後者の巻末出版…