出版・読書メモランダム

出版と近代出版文化史をめぐるブログ

2018-01-12から1日間の記事一覧

古本夜話740 須井一『清水焼風景』

これも例によって浜松の時代舎で見つけ、購入してきた一冊だが、須井一の『清水焼風景』という小説集がある。これは五編の中編、長編が収録され、そのうちの長編がタイトルになって言う。改造社から昭和七年に刊行されているけれど、作家名を初めて目にする…