前回の丸岡明『或る生涯』の巻末広告を見ると、昭和十年代半ばの人文書院が『作家自選短篇小説傑作集』だけでなく、多くの文芸書を刊行していることがわかる。そこには佐藤春夫『むさゝびの冊子』、岸田国士『時・処・人』、吉江喬松『朱線』、正宗白鳥『一…
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