出版・読書メモランダム

出版と近代出版文化史をめぐるブログ

2018-04-13から1日間の記事一覧

古本夜話769 柳田国男『火の昔』とシヴェルブシュ『闇をひらく光』

『実業之日本社七十年史』を読んでいくと、昭和十六年三月に『新女苑』が第一回文化講座を開催したことを知らされる。講師は佐多稲子、川端康成、柳田国男などで、「従来の女性向き講習会とは趣を異にした、講座の形式による充実した講師と講話とは、当時す…