本連載866で、大木惇夫と一緒にジャワに向かい、同様に船を撃沈され、海を漂流した後、救助された人々の中に、阿部知二もいたことを既述しておいた。 帰国してから大木は「愛国詩」を盛んに書くようになるのだが、阿部のほうは昭和十九年に創元社から「ジ…
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