出版・読書メモランダム

出版と近代出版文化史をめぐるブログ

2019-04-08から1日間の記事一覧

古本夜話890 ドラポルト『アンコール踏査行』=『カンボヂャ紀行』と藤原貞朗『オリエンタリストの憂鬱』

少しばかり飛んでしまったが、本連載704などで証言されているように、大東亜戦争下において、アンコール関連の著作や翻訳の刊行も見ていた。それにはまず三宅一郎訳によるドラポルトの『カンボヂャ紀行』(青磁社、昭和十九年)が挙げられるが、『アンコ…