出版・読書メモランダム

出版と近代出版文化史をめぐるブログ

2020-06-17から1日間の記事一覧

古本夜話1036 協和書院「青年作家叢書」と福田清人「文学仲間」

前回の永松定の単行本『万有引力』は所持していないけれど、やはり同じ昭和十二年に協和書院から出された大澤衛『日本文化と英文学』が手元にある。大澤は後にトマス・ハーディの翻訳や研究で知られることになる英文学者で、同書はタイトルからも推測できる…