前回、円本の嚆矢である改造社『現代日本文学全集』にふれ、その第五十編が『新興文学集』であることを既述しておいた。それであらためて気づいたのだが、本連載の目的のひとつは三百数十種に及ぶとされる円本への言及に他ならないにもかかわらず、これまで…
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