前々回に田口卯吉と経済雑誌社の名前を挙げておいたが、田口の『支那開化小史』を入手しているので、この一冊も取り上げておこう。同書は『日本開化小史』(岩波文庫)と異なり、文庫化されていないが、中扉、奥付などから判断すると、明治十六年から二十一…
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