出版・読書メモランダム

出版と近代出版文化史をめぐるブログ

2022-11-07から1日間の記事一覧

古本夜話1328 上野英信編『鉱夫』と新人物往来社『近代民衆の記録』

前回の最後のところで、本探索で続けて言及してきた田口運蔵、片山潜、近藤栄蔵、永岡鶴蔵たちと加藤勘十が社会主義運動史において、炭鉱と鉱(坑)夫というラインでつながり、そこにゾラの『ジェルミナール』の翻訳も必然的にリンクしていたことにふれておい…